Funvest(ファンベスト)の評判は？利回りやメリット・デメリットを徹底解説

ソーシャルレンディング（貸付型クラウドファンディング）は少額から始められる投資として、人気を集めています。

大手企業が運営するFunvestは安心感がある反面、メリットとデメリットをしっかり理解しておくことが大切。

この記事では、Funvest（ファンベスト）の特徴や評判、メリット・デメリットを解説していきます。

Funvest（ファンベスト）とは？

サービス名	Funvest（ファンベスト）
運営会社	Fintertech株式会社
設立	2018年4月
資本金	24.1億円（資本準備金含む）
想定利回り	2.25〜4.50%程度
最低投資額	10万円〜
運用期間	平均5〜12ヶ月
投資形態	匿名組合出資

Funvest（ファンベスト）は、大和証券グループとクレディセゾングループが運営する貸付型クラウドファンディングサービスです。

投資家から集めた資金を企業に貸し付け、その返済と利息から得られる利益を分配金として受け取れるシステム。

2021年12月から運用を開始しており、1口1万円から投資できます。

ただ、多くのファンドは最低10口（10万円）からの出資となっているので、詳しくは各ファンドの詳細ページを確認してみましょう。

貸付型クラウドファンディングの仕組み

貸付型クラウドファンディング（ソーシャルレンディング）は、オンライン上で企業と投資家をマッチングする金融サービスです。

投資家は少額から投資でき、企業は必要な資金を調達することが可能。

銀行預金より高い利回りが期待でき、株式投資よりもリスクが低いとされている点が魅力です。

Funvestの投資スキーム

Funvestでは、投資家がファンドに匿名組合出資として資金を提供します。

運営会社のFintertech株式会社が資金を取りまとめ、審査済みの借手企業へ貸付を実行する形です。

借手からの返済と利息から運営手数料を差し引いた金額が、投資比率に応じて投資家へ分配される仕組みとなっています。

ただし投資期間中は途中解約ができないため、余裕資金での投資を心がけましょう。

他社サービスとの比較

サービス名	運営会社	最低投資額	想定利回り	特徴
Funvest	Fintertech株式会社	10万円〜	2〜4.5%	・大手企業運営で安心感 ・海外案件あり
Funds	Funds株式会社	1万円〜	1〜5%	・上場企業への貸付 ・低リスク
OwnersBook	ロードスターキャピタル株式会社	1万円〜	3〜6%	・不動産特化 ・上場企業運営

主要なソーシャルレンディングサービスと比較すると、Funvestは安全性を重視した中間的なポジションです。

クラウドバンクやOwnersbookと比べると最低投資額は高いですが、運営会社の信頼性は高いと言えるでしょう。

もちろん、サービスはいくつでも無料登録できますし、時期によって募集中ファンドの数も変わります。

関連サービスも併せて投資家登録をしておくのがおすすめです。

Funvestの運用会社はどこ？

Funvestを運営するFintertech株式会社は、2018年4月に設立された金融系企業です。

本社は東京都千代田区一番町にあり、資本金は24.1億円（資本準備金含む）と、クラウドファンディング運営会社としては比較的大きな規模を誇ります。

大和証券グループとクレディセゾンの出資比率

Fintertech株式会社の株主構成は、株式会社大和証券グループ本社が80％、株式会社クレディセゾンが20％となっています。

大和証券グループは国内有数の証券会社でして、金融取引の専門知識とノウハウを提供。

クレディセゾンはクレジットカード事業を中心とした大手企業で、与信管理や顧客サービスの面で強みがあります。

Funvest（ファンベスト）の評判・口コミを徹底調査

Funvestの評判を把握するため、利用者の声をXにて調査しました。

サービスに関する良い点と悪い点について、それぞれ確認していきましょう。

良い評判・口コミ

気づいていない人も多いけど、世の中知っているだけでオトクなことだらけ。例えば『funvest』の0円登録。スマホ簡単10分。これだけでアマギフ1,000円もらえる。大和証券とクレディセゾンのサービスで安心感すごい。投資しなくてももらえるから完全0円。とりまサクッともらう。行動力が超大切。やり方↓

— マルク (@Marc_life_) April 19, 2023

ポイントサイトに出なかったりするので、見落としがちですが😅
投資は良いものがあれば応募します(ฅ`･ω･´)っ

この3つの中で【Funvest】は金利は他より低いものの、モンゴルの〇〇が貰えたり、拘束期間が5か月とかなり短かかったりと、おもしろいです
元が大和証券なので安心

— いなこ🥫🐈⸒⸒スキマ時間でポイ活を (@inaco_175) January 18, 2023

https://twitter.com/ChiritumoFX/status/1839869540681093495

多くの投資家がFunvestの「安心感」を評価しています。

大手企業が出資している点は、投資判断の重要な要素として挙げられることが多いようです。

キャンペーン特典が豊富で、投資以外の楽しみがあるという声も多数確認できました。

良い評判をまとめると以下のような内容が目立ちます。

悪い評判・口コミ

8/29の株　+252円
売買なし

貸付型クラウドファンディングのFunvest

大和証券とクレディセゾンが株主になってる企業が運営してて安心なのが良いけど
ファンドの利回りがイマイチ
運用期間短いのは良いんだけどね

残念だけど一回も投資しないで退会申請出しといた

クラファンも使う会社絞っていく pic.twitter.com/phne8tf4QN

— kei (@gypsy0911) August 29, 2024

新しい投資先としてFunvestを調べたけど、こりゃダメだな。利回り低いのに無担保とかナメすぎでしょ😡

— 非合法魔法中年Ｔ (@tad0907) May 19, 2023

一部の投資家からは「利回りが低い」という指摘が見受けられました。

実際に他のソーシャルレンディングと比較して、2〜3％台の利回りでは物足りないという声も。

人気ファンドはすぐに満額になってしまい、投資機会を逃すケースがあることも課題として挙げられています。

悪い評判をまとめると、以下のような内容がありました。

利用者の総合評価

Funvestユーザーの総合的な評価としては、「安全性を重視する投資家におすすめ」という意見が多数でした。

高利回りを求める投資家には物足りないかもしれませんが、リスク管理の面では高評価。

投資初心者やリスクを極力抑えたい方には、ベストな選択肢となるでしょう。

Funvest（ファンベスト）のメリット5つ

Funvestの魅力的なメリットとしては、以下の5つです。

大手企業が株主で安心感がある

Funvestを運営するFintertech株式会社は、大和証券グループ本社が80％、クレディセゾンが20％出資しています。

両社とも東証プライム市場に上場している大企業であり、社会的信用度は極めて高いと言えるでしょう。

金融分野での専門知識と厳格なコンプライアンス体制が整備されている点は、投資家に大きな安心感を提供しています。

国内外の多様なファンドがある

Funvestでは、国内の不動産関連ファンドだけでなく、海外案件への投資も可能です。

特にモンゴル支援サステナブルファンドのような、SDGsに関連した社会貢献性の高い案件も取り扱っています。

国内外に資産を分散投資できるため、一国の経済状況に左右されにくいポートフォリオを構築できる点が魅力です。

為替ヘッジにより海外投資のリスクを軽減

Funvestの海外ファンドには、為替ヘッジが設定されているものがあります。

通常、海外投資では為替変動リスクが大きな懸念材料となりますが、為替ヘッジがあれば円高になっても影響を受けにくくなります。

為替の専門知識がなくても、安心して海外案件に投資できる環境が整っているのは大きなメリットでしょう。

厳格な審査体制でファンドの安全性が高い

Funvestでは、融資担当者から取締役会まで5段階の審査体制を敷いています。

借手企業の財務状況や返済能力を細かくチェックしており、審査をクリアした案件のみがファンドとして組成されます。

リスク管理を重視した運営姿勢は、元本の安全性を高める要因となっており、2025年4月時点で元本割れの事例は報告されていません。

投資特典付きのファンドがある

Funvestでは、出資するとAmazonギフト券などの特典が付くファンドも提供されています。

過去の実施ファンドでは、以下のようなプレゼントがもらえるなど、他サービスでは少ない飲食関連の内容もありました。

また、定期的にキャンペーンが実施されており、新規会員登録や初回投資でプレゼントがもらえることも魅力の一つですね。

Funvest（ファンベスト）のデメリット3つ

Funvestのデメリットとしては、主に以下の3つ。

利回りは平均的で2〜3%程度

Funvestの利回りは、多くのファンドで税引前2〜3％台となっています。

他のソーシャルレンディングサービスでは4％前後の案件も珍しくないため、他社と比較すると低めの設定です。

最低投資額が10万円からとハードルが高い

Funvestの多くのファンドでは、最低投資額が10口の10万円からとなっています。

他のソーシャルレンディングは1万円から始められるサービスが多く、初心者には少し選びづらいかもしれません。

少額から試してみたい投資初心者にとっては、まとまった資金が必要な点がネックとなるでしょう。

運用中の途中解約ができない

一度投資したファンドは、運用期間が終了するまで途中解約ができません。

急な資金需要が発生した場合でも、運用期間が縛られているため終了まで待つ必要があります。

ただし、途中解約ができない点は他のソーシャルレンディングも同じなので、覚えておきましょう。

Funvest（ファンベスト）の過去実績と安全性

投資サービスを選ぶ際には、過去の実績を確認したうえで判断するのが重要です。

Funvestがこれまでにどのような運用結果を出してきたのか、安全性はどうなのかを検証しましょう。

これまでの運用実績

Funvestは2021年12月の運用開始から2025年4月までに、120件以上のファンドを展開してきました。

そのうち90件以上が運用を終了し、全て予定通りに償還されています。

平均利回りは3％前後ですが、最近は4%近い案件も展開されており、より収益性も見込みやすいのは魅力です。

元本割れの有無

Funvestでは2025年時点で、元本割れや分配金の減少が発生した事例はありません。

全てのファンドが予定通り、あるいは予定以上の利回りで償還されています。

ただし、他の投資と同様に元本保証はなく、将来的にリスクがゼロというわけではない点に注意が必要です。

リスク管理体制

Funvestでは5段階の審査体制を敷き、ファンドのリスク管理を徹底しています。

多くのファンドでは「先行貸付スキーム」を採用しており、運営会社が先に貸付を行う方式を取っています。

このスキームでは、ファンドが成立しなかった場合のリスクを運営会社が負うため、より厳格な審査が行われる仕組みとなっています。

Funvest（ファンベスト）の登録方法と使い方

Funvestで投資を始めるには、まず口座開設（会員登録）から始めましょう。

実際の登録方法から入出金までの流れを解説します。

口座開設の手順

Funvestの口座開設は以下の手順で行います。

これで会員登録完了です。

eKYC（スマホでの本人確認）を利用すると最短2営業日で審査が完了しますよ。

必要書類と審査期間

口座開設時に必要な書類は以下の通り。

審査期間は本人確認の方法によって異なります。

スマホ確認のほうが利便性や審査日数も短いため、断然おすすめです。

入出金方法と手数料

Funvestでは以下の方法で入出金が行われます。

ファンドごとに入金口座が異なる場合があるため、振込先は必ず確認しましょう。

GMOあおぞらネット銀行で振込手数料を無料にする方法

Funvestでの入金時の振込手数料を無料にするには、GMOあおぞらネット銀行の口座を開設するのがおすすめです。

GMOあおぞらネット銀行の口座開設は無料で、スマホアプリから簡単に手続き可能。

多くのソーシャルレンディングサービスがGMOあおぞらネット銀行を指定口座に採用しているため、他のサービスでも活用できる利点があります。

Funvest（ファンベスト）のキャンペーン情報

Funvestでは、定期的にお得なキャンペーンを実施しています。

新規会員登録や初回投資でAmazonギフト券がもらえるなどの特典が用意されているので、確認していきましょう。

新規会員登録キャンペーン

Funvestでは2025年現在、新規会員登録ウェルカムキャンペーンを実施中です。

キャンペーン内容は以下の通り。

期間限定キャンペーン

Funvestでは上記の常設キャンペーン以外にも、期間限定の特別キャンペーンを随時実施しています。

過去には、先ほど「投資特典付きのファンドがある」で紹介したような、お酒や食品のもらえるユニークなファンドも実施。

投資する時期やタイミングもチェックしつつ、Funvestでの投資を行ってみましょう。

Funvest（ファンベスト）はこんな人におすすめ

Funvestをぜひ利用してほしいのは、主に以下2点に当てはまる人です。

自分の投資スタイルや目標に合ったサービスを選ぶことが重要なので、それぞれ確認していきましょう。

安全性を重視した運用をしたい人

Funvestは大手企業が運営しており、厳格な審査体制を敷いているため、安全性を重視する投資家に適しています。

利回りよりも元本の安全性を優先したい方には、理想的な選択肢と言えるでしょう。

これまで元本割れの事例がないという実績も、安心して投資できる要素の一つです。

安定した収益を求める人

Funvestの利回りは2〜3％台と高くはありませんが、安定した収益が期待できます。

預金よりも高く、株式投資よりもリスクが低い中間的なポジションが魅力です。

短期から中期（5ヶ月〜1年程度）の運用期間で、定期的に収益を得たい方に向いています。

【まとめ】Funvestは安全性重視の投資におすすめ！

Funvest（ファンベスト）について、特徴やメリット・デメリット、評判を詳しく解説してきました。

大手企業の安心感と厳格な審査体制が特徴のサービスであり、安全性を重視する投資家に適しています。

利回りは2〜3％台とやや低めですが、元本割れのリスクを抑えた安定的な運用が可能です。

Funvestは安全性重視の堅実な投資を行いたい方に特におすすめのサービスだと言えます。

まずは口座開設を行い、自分に合ったサービスかどうか確認してみましょう。