・ クラウドファンディングってなに?
・ クラウドファンディングのポイントを知りたい!
このようなお悩みを解決します。
💡この記事の結論
- クラウドファンディングには4種類ある
- 社会貢献できる案件も多数ある
- クラウドファンディングを通して資産形成ができる
CMでもよく見かける「クラウドファンディング」ですが、「仕組みや種類が豊富でよく分からない…」という方は多いでしょう。
今回はクラウドファンディングについて、投資初心者に向けた分かりやすい記事をまとめてご紹介します。
クラウドファンディングとは
そもそも、クラウドファンディングってなんだっけ?
クラウドファンディングとは、インターネットを介して夢や活動を発信し、趣旨に賛同してくれた人々から資金を募る方法。
「群衆(Crowd)」と「資金調達(Funding)」という言葉を組み合わせた造語です。
資金を募るためにプロジェクト立ち上げた人を起案者、資金を提供する人は支援者や賛同者と呼びます。
- 起案者
クラウドファンディングサービスでプロジェクトを開始することで資金を募る - 支援者
気に入ったプロジェクトにサービスを介して資金を提供し、分配金や特典などを受け取る
クラウドファンディングについてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もお読み下さい。
クラウドファンディングの種類は4つ
クラウドファンディングは大きく分けて、以下の4種類です。
- 融資型
- 寄付型
- 購入型
- 株式投資型
それぞれのポイントを見て、自身に合ったものを選びましょう。
①融資型
融資型のクラウドファンディングは、複数の個人から集めた資金を、大口化して借り手企業へ融資するクラウドファンディングです。
そして、支援者は金利の受け取りという形でリターンを得られます。
ソーシャルレンディングとも呼ばれているワン!
利回りは募集段階から決まっていることが多く、近年利用者が増えている「Funds」だと、想定利回りが3%程度で1円からの少額投資が可能です。
ただ、借り手企業が返済できずに投資元本が戻ってこないリスクもあるので、投資する際には注意も必要です。
ソーシャルレンディングについてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もお読み下さい。
➁寄付型
寄付型のクラウドファンディングは「非投資型」と言われ、寄付という形で資金支援するクラウドファンディングです。
環境保全や子どもへの支援など、社会貢献を目的にしているプロジェクトが多い傾向にあります。
活動内容を報告書やサイトで確認できるから、安心して支援できるね!
「寄付」という形なので、他のクラウドファンディングとは違い支援者へのリターンはありませんが、寄附金控除などの税制優遇を受けられるのがメリットです。
➂購入型
購入型のクラウドファンディングでは、支援者はリターンとして市場に出回っていない商品やサービスなど、金銭以外の特典を受け取れます。
購入型のクラウドファンディングは以下の2種類に分かれます。
- All In型
目標金額に到達しなかった場合でも、プロジェクトが進行するタイプ - All or Nothing型
目標金額に到達した場合、プロジェクトが進行するタイプ
All or Nothing型の場合、目標金額に到達しなければお金の支払いやリターンは発生しません。
日本のクラウドファンディングは購入型から広がってきたワン!
➃株式投資型
株式投資型のクラウドファンディングでは、支援者はリターンとして企業の未公開株を受け取ることが可能です。
ただし、株式投資型のクラウドファンディングは、金融商品取引法によって起案者と支援者に投資金額の制限があります。
- 起案者(投資を受ける企業)
年間1億円未満 - 投資家(支援者)
1社あたり50万円まで
IPOやM&Aを達成できる企業に投資すれば、売却益や株主優待などの幅広いリターンを得られる可能性があり、エンジェル投資に近いタイプです。
エンジェル税制に該当すれば、所得税の優遇が受けられるワン!
主なサービスとして「FUNDINNO」や「イークラウド」などがあります。
クラウドファンディングは種類によって特徴が異なる他、同じ種類であってもサービスによって利回りや最小投資額も異なります。
株式投資型クラウドファンディングについて詳しく知りたい方は、以下の記事も要チェックです。
クラウドファンディングのメリット
クラウドファンディングのメリットを知りたいな…。
クラウドファンディングで投資を行うメリットは以下の3点です。
- 少額から始められる
- 社会貢献ができる
- ほったらかしで運用できる
それぞれのメリットについて見ていきましょう。
①少額から始められる
クラウドファンディングは少額から支援可能であり、支援者は気軽に始める事ができます。
サービスによって異なりますが、例えば「融資型」と「株式投資型」では1万円ほどで投資を始められるケースが多いです。
サービスによっては、Fundsのように最小1円から投資できるものもあるため、各サービスの特徴を把握した上で、あなたにあったサービスを選んでみましょう。
自分の投資額にあったサービスを選ぶことが大切ね!
➁社会貢献ができる
プロジェクトによっては社会貢献できるのも、クラウドファンディングの特徴です。
環境問題に取り組む製品開発事業や災害復興へのプロジェクトなど、クラウドファンディングでは社会貢献を目的としたプロジェクトが豊富です。
これらのプロジェクトを支援すれば、支援者として社会貢献に参加できます。
社会貢献したい方にピッタリな投資方法だワン!
➂ほったらかしで運用できる
運用の手間が少なく、ほったらかし運用できるのもクラウドファンディングのメリットです。
株の売買やFXなどで投資を行う場合、株価や為替などの値動きを確認したり、企業や市場動向などを確認・分析したりしなければなりません。
しかし、「融資型」と「株式投資型」のクラウドファンディングであれば、プロジェクトを選んで投資すれば分配金などのリターンを得られるまで待つだけです。
投資初心者にピッタリな投資方法だね!
クラウドファンディングのデメリット
クラウドファンディング自体にデメリットはないの?
クラウドファンディングで投資するメリットを紹介してきました。
しかし、クラウドファンディングには注意すべき点もあるため、以下の3つを確認していきましょう。
- 元本割れのリスクがある
- 募集がすぐ終了する
- 途中解約ができない
①元本割れのリスクがある
「融資型」と「株式投資型」のクラウドファンディングは未上場企業が投資対象となることが多いため、元本割れのリスクがあります。
元本保証がないプロジェクトもあり、投資リスクが高い分、元本割れにならないように各社で対策を取っているケースも多いです。
サービスごとに運用実績や元本割れの対策を確認することが大切ね!
例えばFundsでは、厳しい財政状況をクリアした上場企業のみがプロジェクトを立案できるようにしており、貸し倒れリスクを抑えています。
②募集がすぐ終了する
クラウドファンディングでは募集がすぐに終了してしまい、プロジェクトに投資できない場合もあります。
人気の企業や注目を集めているプロジェクトの場合、応募が殺到してすぐに目標金額に到達してしまうのが原因です。
プロジェクトによっては数十秒で募集が終了してしまうこともワン!
人気のプロジェクトへ投資するのであれば、募集開始日時をしっかりと把握して、準備しておくことが大切です。
③途中解約ができない
クラウドファンディングでは1度投資すると、基本的に途中解約ができません。
All or Nothing型のように、目標金額に到達しなければ支払いが発生しない場合を除き、投資してしまえば原則決済されてしまいます。
そのため、支援するプロジェクト内容を慎重に見極めてから、投資するようにしましょう。
途中解約する必要のないお金で投資しよう!
おすすめのクラウドファンディング4選
初心者の人でも利用しやすいクラウドファンディングサービスは、以下の4つです。
- Funds
- Bankers
- クラウドバンク
- FUNDINNO
それぞれどんな特徴があるのかな?
それぞれの特徴について解説しますね。
ちなみに、どのサービスも登録は無料なので、気軽に登録してみましょう。
①Funds(融資型)
Fundsは融資型のクラウドファンディングで、ファンズ株式会社が提供・運営しています。
一般的に、融資型のクラウドファンディングは最低投資額が1万円以上で設定される傾向にあります。
しかし、Fundsは最低1円からの少額投資ができ、メルペイで投資することも可能です。
投資が不安なら、メルカリで不用品を売却してから投資しても良いかも!
しかも上場企業参加数が業界NO.1なので、比較的リスクを抑えた運用が期待できます。
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②Bankers(融資型)
Bankersも融資額のクラウドファンディングサービスです。
2020年12月に始まった新しいサービスですが、開始から1年も経たずに4億円以上の実績があります。
株主にはインキュベイトファンドやCA (サイバーエージェント) Startups、ミンカブなど名だたる企業が名を連ねています。
また、Bankersでは「セイムボート出資」と言って、バンカーズ親会社も投資家と一緒に出資することでリスクを共有する仕組みも整えられています。
信頼性の高さがBankersの特徴だワン!
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③クラウドバンク
融資額のクラウドファンディングサービスであるクラウドバンクは、圧倒的な実績を誇っています。
例えば、実績平均利回り6.80%・融資元本回収率100%・累計応募総額1,500億円突破という数値は、融資型クラウドファンディングサービスの中でも突出しています。
また、1万円単位で分散投資ができるため、幅広いファンドに投資することでリスクを抑えながら資産運用が出来ます。
実績が豊富なのは魅力的だね!
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クラウドバンクは実績平均利回り5.87%、累計応募総額は2,000億円超!
初めてのクラウドファンディングにおすすめ。
④FUNDINNO(株式投資型)
FUNDINNOは株式投資型のクラウドファンディングで、株式会社日本クラウドキャピタルが提供・運営しています。
なんと、個人投資家でもベンチャー企業へ投資できるクラウドファンディングサービスなのです。
10万円程度の少額から投資することができ、リターンとして非上場株式の受け取りが可能です。
ただし、非上場株式は上場株式とは違って市場で取引ができないため、価格の流動性はほとんどありません。
ベンチャー企業が新規上場したら、大きなリターンを得られるワン!
厳正な審査を通過した企業のみが投資対象となるため、個人で投資判断するよりも安心して投資できる仕組みとなっています。
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クラウドファンディングで資産形成をしてみよう
クラウドファンディングに必要な知識を、関連記事と共に5つ紹介してきました。
最後に、本記事の重要なポイントを3つにまとめます。
- クラウドファンディングには4種類ある
- 社会貢献できる案件も多数ある
- クラウドファンディングを通して資産形成ができる
クラウドファンディングって面白そう!これを機に始めてみるよ!
クラウドファンディングの登場で、初心者であっても気軽に融資やベンチャー投資ができるようになりました。
本記事を読んで「クラウドファンディングを始めたい!」と思った方は、以下の記事で自分に最適なサービスを見つけてくださいね。
※本記事は2021年9月27日時点の情報を元に作成されています。
※本記事内で紹介されている意見は個人的なものであり、記事の作成者その他紹介企業等の意見を代表するものではありません。
※本記事は情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する意志決定はご自身の判断にてお願い致します。