いろは・FUNDIって今どうなってるの?
・これから投資しても大丈夫なの?
このような疑問にお応えします。
- FUNDIでは複数のファンドで償還遅延が公表されています
- 2026年に入り、運営会社の代表者変更・一時的な社名変更も発生
- 新規ファンドの募集も確認できず、現時点で新たな投資判断は慎重に行うべき状況
本記事では、確認できた事実のみを時系列で整理したうえで、データセンター案件への投資を検討している方に向けた選択肢もあわせて解説します。
FUNDIは2024年11月にリリースされた不動産クラウドファンディングサービスで、AIやDXの普及に伴って需要が拡大するデータセンター案件を強みとして注目を集めてきました。
しかし2025年12月以降、複数のファンドで償還遅延が公表されており、状況は大きく変わっています。



投資を検討していたけど、今どうなっているのか正確に知りたいな…
この記事では、2026年8月時点で確認できた事実のみを時系列で整理し、すでに投資している方・これから検討していた方それぞれに向けて、いま何を確認すべきかを解説します。
なお、本記事は特定の主張を断定するものではありません。運営会社の公表内容や公開情報にもとづき、確認できた範囲の事実を記載しています。
クラファン比較ラボ編集部は、2024年11月に募集された1号ファンド「千葉市データセンター FUNDI プロジェクト#1」に当選し、実際に出資しました。


そしてこの1号ファンドは、2025年12月に償還遅延が公表されたファンドのひとつです。
編集部は当事者として運営からの連絡内容を受け取っており、その経緯は運用レポートで随時記録しています。
FUNDIで何が起きている?償還遅延と運営体制の変化【時系列】
まずは、2026年8月時点で確認できている出来事を時系列で整理します。
| 時期 | 確認できた内容 |
|---|---|
| 2024年11月 | サービス開始。1号ファンドに応募が殺到 |
| 2025年9月 | 8号「千葉県芝山町 蓄電池」を募集 |
| 2025年12月 | 1号・3号・6号(データセンター関連)の償還遅延を公表 |
| 2026年4月 | 運営会社の代表取締役が交代。社名も一時変更(同年5月にFUNDIへ戻る) |
| 2026年6月 | 5号(菊川市 蓄電池)についても償還遅延の連絡があったとされる |
| 2026年6月 | 弁護士法人が関与する投資家有志の会が発足し、運営会社へ通知書を送付 |
| 2025年9月〜現在 | 新規ファンドの募集は確認できず |



データセンター案件だけじゃなく、蓄電池案件でも遅延が起きているんだ…
2026年8月時点で、FUNDIに対する行政処分は確認されていません。また、大手報道機関による報道も確認できていません。
そのため本記事では、運営会社の公表内容や公開情報から確認できた事実のみを記載しています。
掲示板やSNS上には投資家個人の推測も多く流通していますが、裏付けの取れない内容は掲載していません。
償還遅延とは何を意味するのか
償還遅延とは、予定されていた運用終了日を過ぎても出資元本の返還が行われない状態を指します。
売却を出口とするキャピタルゲイン型ファンドでは、対象不動産の売却が成立しなければ償還原資が確保できません。FUNDIのデータセンター・蓄電池案件はいずれもこの型にあたります。
遅延はただちに元本が失われることを意味するものではありませんが、当初の想定どおりに事業が進んでいないことは事実として受け止める必要があります。
FUNDIの基本情報
| 会社名 | 株式会社FUNDI |
| 本社所在地 | 〒150-0012 東京都渋谷区広尾1丁目3-18 広尾オフィスビル3階 |
| 設立日 | 2018年9月 |
| 代表者 | 佐藤 悠大 |
| 資本金 | 1億円 |
| 取得免許 | 宅地建物取引業:東京都知事(2) 第103068号 不動産特定共同事業許可:東京都知事第173号 少額短期保険代理店登録 |
| 公式サイト | https://funding.fundi.co.jp/ |
不動産クラウドファンディングサービスの「FUNDI」は2024年11月リリースですが、運営者の株式会社FUNDIは2018年に設立されています。
国内で不動産投資クラファンを運営するサービスは数十社に渡りますが、データセンター投資の強みをアピールしているのはFUNDIならでは。
大きい売却益も狙えるデータセンター開発の不動産に注力しているからこそ、10%以上の高利回り案件をメインに扱うと公言しています。
FUNDIの評判・口コミはどうなの?
ここでは、サービス開始当初にX(旧Twitter)で見られた声を記録として残しています。
いずれも償還遅延が公表される前の投稿であり、現在の評価とは異なる点にご注意ください。
期待する口コミ
口コミを確認(クリックして表示)
公式さんにフォローされた🫢
— かりん(果凛)👩🏻🔧@投資3年目 (@dokupoi211231) November 13, 2024
遅ればせながらFUNDIの会員登録完了。
データセンタ開発プロジェクト、楽しみ😊
募集額も大きいので、抽選でも希望額投資できるかなと期待しつつ、利回り見るとかなり人気が集中しそうな予感🫨 https://t.co/0hs4kO3C2X pic.twitter.com/0qrhzzDpdT
FUNDIのYouTube、「特に話題がなくても月1回はやりたい」って言ってたから楽しみ😊
— けい │ クラファンしてる主婦 (@kei_kurashi) January 29, 2025
FUNDI自体の信用度が増すし、運用状況が詳しく聞けて安心だし。
ランチ会、話題も幅広くて絶対楽しくて有益だろうなー。
行ける人うらやましすぎる🥹



利回りの高さや独自性が評価されているね!
リリース直後は利回りの高さとデータセンターという独自性が評価され、大きな期待が集まっていました。
一方で、2025年12月の償還遅延公表以降は、投資家からの評価は厳しいものへと変化しています。
トラブルを懸念する口コミ
口コミを確認(クリックして表示)
FUNDIは1月に蓄電池やるかも的な話してたけど、
— 理想の女の子と付き合いたい元詐欺師→日雇い労働者→派遣社員→投資家→起業準備 (@JCKDreamer) January 27, 2025
一体どうなった?
何のお知らせもなしという状態では
信頼性にわずかに疑問符がついてしまうな・・・・
不動産クラファンは特に
会社自体の信用が重要・・・・#不動産クラウドファンディング
FUNDI、これはもしかすると1号案件に余裕で13億集まるんじゃ🤣
— ちりつも (@ChiritumoFX) November 12, 2024
明日には復旧するみたいだから明日登録しようっと! pic.twitter.com/iOqf1LY0UD
まだリリースして間もないながら、投資家からの注目度が高すぎるゆえにサーバー側のトラブルが見られました。



投資家が殺到するほど、FUNDIの案件って魅力的なんだね!
リリース当初から、情報開示の頻度や運営体制を不安視する声は一定数見られました。
結果として、その後に償還遅延と運営体制の変化が実際に発生している点は、記録として押さえておくべきでしょう。
FUNDIの特徴とされてきたポイントを検証
FUNDIが注目を集めた理由と、それが現在どう評価できるのかを整理します。
想定利回り10%超という高さ
FUNDI最大の訴求点は想定利回りの高さで、1号ファンドは12%、その後のファンドも10%前後で組成されてきました。
多くの不動産クラウドファンディングが3〜7%程度であることを踏まえると、突出した水準です。



でも、高い利回りにはそれだけの理由があるってことだよね…
想定利回りはあくまで「予定」であって確定した数値ではありません。
開発型・売却型のファンドは事業が計画どおり進まなければ、配当も償還も予定どおりにはなりません。
高利回りは高いリスクの裏返しであるという原則が、今回のケースであらためて確認された形といえます。
データセンター・蓄電池という成長分野への特化
AI需要の拡大を背景に、データセンターや系統用蓄電池は成長分野として注目されています。
この領域に少額から投資できる点は、FUNDIならではの独自性でした。
一方で、これらは開発・用地取得に長い時間と高い専門性を要する分野でもあります。
土地の造成、電力供給契約、買主となるデベロッパーとの交渉など、工程のどこか一つが滞れば売却時期は後ろ倒しになります。



分野としての将来性と、個別案件が予定どおり進むかどうかは別問題だワン!
優先劣後構造は採用されているが割合は低め
FUNDIは投資家保護の仕組みとして優先劣後構造を採用しています。
運営会社が自社商品に出資することで、投資家は優先的に配当が得られ、損失が生じた際は運営会社がまず損失を負担するシステムのこと。
ただし、この仕組みが機能するのは劣後出資の割合を超えない範囲の損失までです。
一般的な不動産クラウドファンディングの劣後出資割合は10〜30%程度とされますが、FUNDIはこれより低い水準の案件が見られました。
また、優先劣後構造は「元本割れ」を一定程度抑える仕組みであり、「償還の遅れ」を防ぐものではありません。



この点は混同されやすいから注意が必要だね!
\平均想定年利9%以上/
低リスク・高利回りのファンドで海外不動産に投資しよう!
データセンターへの投資ができるファンドも運用中!!
想定年利9%超(1~35号ファンド平均)のTECROWDは会員登録無料です。
FUNDIへの投資で注意すべき点は3つ



FUNDIの良さはわかったけど、逆に気を付ける点はあるのかな?
以下でそれぞれ解説します。
償還遅延が実際に発生している
最も重要な注意点は、複数のファンドで償還遅延が現実に起きていることです。
2025年12月にデータセンター関連の1号・3号・6号、2026年6月には蓄電池案件の5号についても遅延の連絡があったとされ、特定の案件に限った問題とは言い切れない状況です。



複数の案件で起きているとなると、単発のトラブルとは考えにくいね…
加えて2026年4月には運営会社の代表取締役が交代し、社名も一時的に変更されました。
運営体制そのものに変化が生じている点も、投資判断において軽視できない材料です。
なお、不動産特定共同事業は国土交通大臣または都道府県知事の許可が必要な事業であり、FUNDIも許可を得て運営されています。
ただし許可の存在は、個別ファンドが予定どおり償還されることを保証するものではありません。
中途解約が原則できない
FUNDIではファンドの運用開始後、中途解約を認めていません。
これは大多数の不動産クラウドファンディングに共通することなので、注意しましょう。
とはいえFUNDIの運用期間は平均が1年と比較的短いことから、中途解約を急ぐほどの長さではありません。
利回りが見込めそうだからといって、余剰資金を上回った投資はしないよう心掛けるのが投資の鉄則です。
元本割れのリスクはある
不動産特定共同事業法は元本保証を禁止しており、FUNDIを含めた全てのサービスにおいて元本割れの可能性があります。
匿名組合出資形態を取るFUNDIで出資金額を超える損失を受けることはないものの、損失リスクは十分認識しておきましょう。
匿名の複数人が共同して事業者に出資し、自身が出資した範囲内でのみ責任を負うという契約形態のこと。



不動産クラウドファンディング自体のリスクは理解しておかなきゃね!
注意点について詳細は「【儲からないってほんと?】不動産クラウドファンディングのデメリットや利回り、メリットを解説」を要チェック。
すでにFUNDIに投資している人が確認すべきこと



もう投資しているんだけど、いま何をすればいいんだろう…
まず前提として、償還遅延は元本の毀損が確定した状態ではありません。
慌てて行動する前に、手元の情報を整理することが大切です。
- 契約書類を手元に保管する
マイページからダウンロードできる匿名組合契約書・重要事項説明書・契約締結前後の交付書面を保存しておく - 運営からの通知を残す
遅延に関するメールやお知らせは、日付がわかる形で保存しておく - 追加投資はいったん止める
状況が不透明な段階で出資額を増やすことは避ける - 不明点は書面で問い合わせる
電話ではなく記録の残る形で確認する
なお、2026年6月には弁護士法人が関与する投資家有志の会が発足しています。
参加の可否は各自の判断となりますが、個別の法的判断については弁護士など専門家に相談することをおすすめします。
当サイトは法律の専門家ではないため、具体的な対応方針についての助言は行っておりません。
過去に公開されたファンドを確認



実際に公開されたファンドにはどんなものがあるのかな?
2026年8月時点では、FUNDIの公式ホームページに8ファンドの情報が公開されています。
特に注目度の高い案件について確認していきましょう。
静岡県菊川市 蓄電池 FUNDI プロジェクト#5
第5号ファンドは静岡県内の土地を投資対象とし、系統用蓄電所用地として売却を進めるプロジェクトです。



蓄電池は電力インフラを支える役割として、最近注目されているよね!
今回は上場企業であるフォーシーズ社による買取保証と、大手通信インフラの技術を持つKDDIエンジニアリングによる施工の両軸を実現。
ファンドの安全性と収益性をさらに高めた設計となっている点も注目でしょう。
千葉市データセンター FUNDI プロジェクト#1


FUNDIの第1号プロジェクトは千葉市の元介護施設を投資対象とし、データセンター用地としての売却を目指す案件です。
プロジェクトの詳細は対象ページに記載されていますが、当該用地の電力供給に関する契約を行い、国内外のデベロッパーに売却する戦略。
予定運用期間は1年ですが、プロジェクトが最終段階にあることから期間内の早期に買い付けが行われる可能性があります。



募集期間が2024年12月13日までだから、早めの検討が必要だね!
読売ランド駅 一棟マンション FUNDI プロジェクト#2


2024年12月13日より募集が開始される第2号プロジェクトはオークハウス社が手がける共同住宅を対象とした案件です。
当該案件は売却ではなく長期保有を目的としたものであり、インカムゲイン型ファンドへの移行が見込まれています。
またマスターリース契約が結ばれており家賃収入が保障されるため、安定した配当を実現できるプロジェクトです。



投資対象もファンドの種類も全く異なる2つが公開されているね!
FUNDIが提供するファンドの幅広さを感じられるでしょう。
データセンター案件に投資したい人の選択肢



データセンター投資自体には興味があるんだけど、他に選択肢はあるのかな?
データセンター案件を扱う不動産クラウドファンディングは限られますが、その一つがTECROWD(テクラウド)です。
運営はTECRA株式会社(2001年創業)で、2021年3月からサービスを提供。
2026年3月のリブランディングにより、AIデータセンターを対象とする「デジタルインフラシリーズ」と、福祉施設などを対象とする「ウェルネスシリーズ」の2本柱を打ち出しています。
| 運営会社 | TECRA株式会社 |
| サービス開始 | 2021年3月 |
| 累計調達額 | 600億円超(2026年4月時点) |
| 元本割れ・配当遅延 | 0件と公表(同社サイト) |
| データセンター案件 | 国内・海外ともに取扱いあり |
ただし、「元本割れ0件」はあくまで過去の実績であり、将来の償還を保証するものではありません。
海外新興国の案件を含む点、最低出資額が10万円からの案件が中心である点など、事前に確認すべき条件もあります。
詳細は「【評判】TECROWD(テクラウド)は怪しい?元本割れの真相を独自アンケートで徹底調査」で解説しています。
\平均想定年利9%以上/
低リスク・高利回りのファンドで海外不動産に投資しよう!
データセンターへの投資ができるファンドも運用中!!
想定年利9%超(1~35号ファンド平均)のTECROWDは会員登録無料です。
【まとめ】FUNDIへの新規投資は慎重な判断を
FUNDIはデータセンターという独自性と10%超の高利回りで大きな注目を集めましたが、2025年12月以降、複数のファンドで償還遅延が公表されています。
2026年に入ってからは運営会社の代表交代や一時的な社名変更も発生し、2025年9月以降は新規ファンドの募集も確認できていません。
現時点で行政処分や大手報道は確認されていないものの、これから新たに投資を検討する段階のサービスとは言い難い状況です。



高利回りには必ず理由がある、というのが今回の教訓だワン!
すでに投資している方は契約書類と運営からの通知を保管し、追加の出資は控えたうえで状況を見守ることをおすすめします。
不動産クラウドファンディング全般のリスクについては「【儲からないってほんと?】不動産クラウドファンディングのデメリットや利回り、メリットを解説」もあわせてご覧ください。
\平均想定年利9%以上/
低リスク・高利回りのファンドで海外不動産に投資しよう!
データセンターへの投資ができるファンドも運用中!!
想定年利9%超(1~35号ファンド平均)のTECROWDは会員登録無料です。





