Funds(ファンズ)の評判は？メリット・デメリットや利用者の口コミを調査

このようなお悩みを解決します。

クラファン比較ラボでは「ランサーズ」を利用して、Fundsの総合的な評判・口コミを独自調査しました。

資産形成に興味を持つ人が増え、それに伴い日々新しい投資商品が登場しています。

中でも、Fundsは1円からの少額投資が可能で、従来のソーシャルレンディングとは異なる貸付投資サービスです。

今回はFundsの評判や運用実績などを初心者向けに分かりやすく紹介します。

最新のキャンペーン情報は「Funds(ファンズ)最新キャンペーン情報と口座開設方法を分かりやすく解説」の記事で毎月更新中です。

Funds(ファンズ)とは？【概要】

サービス名	Funds
運営会社	ファンズ株式会社
サービス開始	2019年
正常償還率	100％
累計募集金額	約1,040億円
平均予定利回り	約2～3%
公式サイト	https://funds.jp/

Fundsとは企業に資金を貸し出すことで受け取れる利息により、資産形成ができるサービスです。

ファンズ株式会社が提供・運営しており、ソーシャルレンディング（融資型クラウドファンディング）の1種です。

※確実に利息が受け取れる保証はありません。

ソーシャルレンディングとは、融資してほしい人や企業と、投資をしてお金を増やしたい人をつなげるサービスです。

以下のページでより詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

記事をチェック：【最新】おすすめのソーシャルレンディング(融資型クラウドファンディング)は？大手の利回りや実績を比較調査

Fundsの仕組み

Fundsの仕組みは以下のとおりです。

Fundsの仕組み自体は、他のソーシャルレンディングサービスとほとんど変わりません。

ただ、1円から投資できるFundsならではの魅力・他のサービスとの違いももちろんあります。

後ほど詳しく解説していきますね。

会員ステージプログラムを導入

Fundsは取引状況に応じて、会員ステージが決まるプログラムを開始しました。

募集される一般的なファンドのスタンダードファンドにて、投資残高が基準に到達するとステージが変動します。

会員ステージ	スタンダードファンド投資残高	特典例	プロフェッショナルファンド購入権
スタンダード	100万円未満	初回ファンド購入時の抽選優遇	×
ゴールド	100万円以上	ゴールド会員向けキャンペーン案内	○
プラチナ	500万円以上	プラチナ会員以上の限定ファンド購入	○
ブラック	条件非公開 ※該当者にはFundsから個別案内	オーダーメイド型商品の優先案内	○

会員ステージが上がることで、ゴールドステージ以上限定のプロフェッショナルファンドに申し込めるなど、特典が充実します。

特にクラファン利用者としても魅力的な、プロフェッショナルファンドの詳細は後ほど解説します。

Fundsの手数料体系

Fundsで必要となる手数料をまとめました。

各種手数料	金額
会員登録	無料
口座開設費	無料
口座管理費費	無料
出金手数料	無料
振込手数料	各金融機関による（投資家負担）

口座の開設・維持は無料で、ランニングコストは一切かかりません。

投資家が負担するのは投資金を振り込みする際の手数料のみなので、安心ですね。

【終了】Summer chanceキャンペーン

Fundsでは2024年6月1日〜8月31日まで、Summer Chanceキャンペーンを実施中していました。

無料の口座開設完了で抽選で最大3,000円分のAmazonギフトカードがもらえたキャンペーンです。

外れた場合でも、500円分のAmazonギフトカードプレゼントしていました。

Funds(ファンズ)のデメリット・注意点3つ

まずはFundsのデメリットや注意点から見ていきましょう。

順に確認していきましょう。

安全性に注意が必要

他のソーシャルレンディングと比べて、Fundsは保証や担保なしの案件が多いです。

保証や担保がなければ、もし貸し倒れが起きてしまった場合に投資した一定の元本を回収できません。

ただ、2025年11月6日時点の運用終了ファンドの実績を見ると、456のファンドを運用し、元本毀損（貸し倒れ・デフォルト）がなく正常に償還が行われたファンドの割合が100％である点は安心できますね。

利回りは低め

Fundsの平均予定利回りは2.14％で、現在運用中のファンドも2-3％台と低めです。

他のソーシャルレンディングの場合だと、利回りが10％を超える案件も多くあります。

そのためハイリスクハイリターンを求めている方からすると、Fundsの利回りは物足りなさを感じるかもしれません。

基本的に投資では、リスクとリターンは比例します。

つまり、Fundsでは、大きなリターンはあまり期待できない一方、上場企業の案件が中心で貸し倒れは少ないことから、リスクを抑えた投資は可能です。

募集がすぐ終了する

2025年現在、Fundsの案件数は徐々に増えているものの、応募者数の殺到によって募集がすぐ終了してしまうのもデメリットの1つです。

応募方法は前述のとおり「抽選方式」「先着方式」の2種類ですが、どちらも応募数が限られているため、早めに準備をしておかなければなりません。

Fundsはあらかじめ案件の開始日時が掲載されているので、公式サイトを随時チェックして応募に備えましょう。

Fundsのメリット5つ

Fundsを利用するメリットとしては、下記の4つがあります。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

少額から投資可能

他のソーシャルレンディングは最低1万円以上で設定されがちですが、Fundsは最低1円からの少額投資が可能です。

そのため、元手が少ないという方でも気軽に投資できるのが大きな魅力といえるでしょう。

Funds専用の優待がある

Fundsのファンドの中には、Funds専用の優待が貰えるものもあります。

これまでに実際に優待のあったものをご紹介します。

上場企業の案件が多い

Fundsの貸付先は、財務状況などを踏まえた審査をクリアした上場企業の案件が多いこともメリットです。

上場企業は「財務状況を開示する義務」によって透明性が高いため、財務状況を確認しつつ客観的な投資判断を下せるでしょう。

Fundsに参加している有名な上場企業例としては、以下の通りです。

対象者限定の高利回りファンドを用意

Fundsでは比較的高い利回りを実現したファンドシリーズとして、「プロフェッショナルファンド」の展開を開始しました。

先ほど説明した、スタンダードファンドの投資残高に応じて決まる会員ステージにて、ゴールド以上の方を対象に応募が可能です。

プロフェッショナルファンドの類型は以下の4種類で、何と言っても利回りの高さや参加企業のバリエーションの充実さが特徴。

一般的なスタンダードファンドとの違いを見ていきましょう。

プロフェッショナルファンドとスタンダードファンドの違い

各ファンドの種類としては、以下のとおり。

項目	プロフェッショナルファンド	スタンダードファンド
予定利回り （年率・税引前）	3.00%～5.60%※1	1.80%～3.00%※2
予定運用期間	9ヶ月～36ヶ月	6ヶ月～24ヶ月
Funds保有	原則なし	ファンドごとに有無や内容が異なる
借り手企業	国内外の成長企業中心	国内の上場企業中心
ローン形態	ファンドごとに変動	原則コーポレートローンに限定
審査の方法	原則スタンダードファンド同様 ※不動産担保ローンファンド（担保依存型）は除く	借り手企業の収益力、現金預金、キャッシュフローなどを総合的に審査
モニタリング	原則スタンダードファンド同様	公開時と財務状況に大きな変化がないか定期的にモニタリングを実施

スタンダードファンドにはない系統のファンドにも投資できることで、より収益性も考えた運用がしやすくなります。

プロフェッショナルファンドに投資する方法

スタンダードファンドと異なり、同意書面の確認および同意のうえで投資が可能です。

同意書面へのアクセス方法は、以下の2種類。

不動産クラウドファンディングを活用している筆者としても、プロフェッショナルファンドへの投資は魅力的です。

これまでのFunds案件は比較的ローリターンで低リスクな案件が多かったからこそ、毛色の違うファンドへの投資による分散効果は十分あるでしょう。

ほったらかし投資に最適

Fundsは価格変動がないため、ほったらかし投資が可能なサービスです。

ほったらかし投資とはその名の通り、ほぼ放置状態でも資産を増やせるような投資手法のことを指し、FX取引のように1日中チャートを確認したり、随時売買したりする必要がありません。

1度投資してしまえば、ファンドの運用が終了するまでほったらかしにできるので、忙しい方でも無理なく資産運用が行えるでしょう。

投資をしたくても本業や家事が忙しかったために、これまで始める一歩を踏み出せなかった方にもおすすめです。

超低金利が続いている今の日本では、預金よりもほったらかし投資の方がお金を増やせる可能性がありますね。

Fundsの評判・口コミ

Fundsを利用したユーザーの声を以下にまとめてみました。

Fundsは1円から少額投資が行えるため、まとまった資金は必要ありません。

さらに貸付先の情報が公開されていることで、透明性の高い投資が行えることから評判は上々です。

一方で利回りが「COZUCHI」など他サービスよりも低いという意見もあり、ハイリターンを望む方には物足りないかもしれません。

【筆者の見解】銀行預金の一部を投資するのがおすすめ

数々のクラウドファンディングサービスを見てみた私としても、Fundsは平均的な利回りが低いのは事実です。

とはいえデメリットではなく独自の強みとして見れば、日々値動きのあるNISA運用と組み合わせるのが最適だと考えます。

リスク分散の手段として利用する人が多いからこそ、先着式の応募で申し込めない可能性もありますが、それも含めてユーザーに大人気のサービスと言えるでしょう。

Fundsの口座開設は無料ですし、気になるファンドが発表された際はいち早く応募できるため、興味がある方はまず会員登録をしてみましょう。
※2025年10月時点の実績であり、将来の運用成果等を保証するものではありません。

Fundsが向いている人の特徴は？

Fundsが向いている人の特徴は次の3つです。

利回りの低さや、これまで元本割れの生じていない実績に魅力を感じる方にとって、Fundsは利用価値が高いと言えますよ。

Fundsの最新ファンド情報

最近では、GA technologiesのAI×テクノロジー戦略ファンド#1を募集していました。

ファンド名	GA technologies AI×テクノロジー戦略ファンド#1
募集金額	4億円
最低出資金額	1円
募集方式	先着式
募集期間（※募集終了）	2025/10/15 19:00 〜 2025/10/27 15:00
運用期間	6ヶ月
想定利回り（年率・税引前）	2.35%

ファンドの枠組み

ファンズ・レンディング社はFundsで取り扱うファンドのファンド組成企業。

Fundsには2種類の枠組みのファンドがあり、ファンズ・レンディング社はこのうちBの枠組みに利用します。

テクノロジーの力を活用するGAグループ

借り手のGA technologiesは東証グロースに上場。

そのグループ各社（以下GAグループ）は、ネット不動産投資サービスブランドの「RENOSY（リノシー）」の運営や、不動産関連のSaaS事業等を展開しています。

M&Aやグループ会社設立により体制を強化し、REONSYマーケットプレイスとしての商品ラインナップ拡充とエコシステムの構築を行うことで、取引量及びLTV向上を推進しています。

>>詳細は公式サイトをご覧ください。

Fundsの運用実績

ここでは、過去の注目案件を見てみましょう。

①メルカリ サステナビリティファンド3

ファンド名	メルカリ サステナビリティファンド#3
募集金額	1億円
最低出資金額	1円
募集方式	先着式
募集期間	先着募集：2021/9/6 19:00 〜 2021/9/15 15:00
運用期間	約10ヶ月
想定利回り（年利）	1.5%

「メルカリ サステナビリティファンド」はメルカリが立ち上げている案件で、投資額に応じてメルペイポイントが還元される優待が受けられるのが特徴です。

スマホ決済サービスである「メルペイ」を投資家に知ってもらうことを目的に、Fundsと提携しています。

第1弾と第2弾のファンドは、公開からわずか1分以内で募集金額に到達している注目案件であり、第3弾のファンドも募集を終了しています。

②ぐるなび Premium Meal Kit 応援ファンド#1

ファンド名	ぐるなび Premium Meal Kit 応援ファンド#1
募集金額	1億円
最低出資金額	1円
募集方式	抽選式（9,000万円） 先着式（1,000万円）
募集期間	抽選募集：2022/6/28 15:00 〜 2022/7/5 10:00 先着募集：2022/7/7 19:00 〜 2022/7/12 15:00
運用期間	約2ヶ月
想定利回り（年利）	1.2%

本ファンドでは、東証プライム市場に上場する（株）ぐるなび（2440）が、名店や行列店の味を家庭に提供することを目指しています。

シェフたちの厳しい目で選ばれた食材が集められており、他では手に入らない食材を入手できるチャンスでもあります。

なお、本ファンドに投資すれば以下の優待を受けられます。

このような案件にすぐに投資できるようにするためにも、今のうちにFundsで新規会員登録をして口座開設しましょう。

Funds(ファンズ)の口座開設の流れ【始め方】

Fundsでの資産運用をはじめるために、以下の4つの手順を踏んで口座開設を行いましょう。

順番に確認していきます。

メールアドレスの確認

まず初めに、Fundsの公式サイトから新規会員登録をします。

登録したメールアドレス宛にFundsからメールが届くので、メールのリンクから手続きし、個人情報を入力します。

基本情報入力

画面指示に従って、必要事項を記入していきます。

本人確認書類提出

最後に、本人確認書類の提出を行います。

本人確認は、スマホかパソコンから画像をアップロードしましょう。

一方、マイナンバー通知カード（顔写真がついていないもの）マイナンバーの記載がある住民票の写しを提出する場合、下記のいずれかからもう1種類のアップロードが必要です。

登録自体は全てスマホで行うことが可能。

会員登録と本人確認書類を提出するだけで、いつでも投資をすることができる状態になります。

Fundsの口座開設完了

手続きが終わって審査まで終えると、口座開設は完了です。

上記のようなマイページ画面に入れるようになり、募集中のファンドに投資できるようになりますよ。

【まとめ】Funds(ファンズ)の評判

Fundsの評判・口コミを中心に、仕組みやメリット・デメリットについて紹介してきました。

最後に、本記事の重要なポイントを3つにまとめます。

ソーシャルレンディングや資産形成と聞くと難しいイメージがありますが、Fundsは初心者から気軽に投資できるサービスです。

Fundsを利用して、無理のない投資をはじめてみましょう。